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2014年5月3日 11:00発表
崎谷明弘・「第56回ハエン賞国際ピアノコンクール」で第1位を獲得
日本人として16年ぶり4人目の優勝
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若手ピアニストの登竜門としてスペイン・アンダルシア地方・ハエン市で開催される「第56回ハエン賞国際ピアノコンクール」が4月24日から5月2日に開催され、日本から出場した崎谷明弘(25)が第1位を獲得し優勝しました。
ハエン賞国際ピアノコンクールは世界中の若手ピアニストが実力を競う国際コンクールとして今年で56回目を迎え、後に世界を代表するピアニストが歴代の優勝者として名を連ねるスペインの一大音楽イベントとして位置付けられ、このコンクールでの日本人の優勝は1976年の津田理子さん(現:在瑞(チューリッヒ)・演奏家)、1984年の迫 昭嘉さん(現:東京藝術大学副学部長)、1998年の青柳晋さん(現:東京藝術大学准教授)に次ぎ16年ぶり4人目の優勝者となります。また、今回の第1位の獲得と併せて、スペイン音楽賞と聴衆賞を受賞しました。
第56回ハエン賞国際ピアノコンクール(Concurso Internacional de Piano Premio Jaén. )結果
- 第1位: 崎谷明弘 (日本)
- 第2位: Juan Carlos Fernández (スペイン)
- 第3位: Joao Miguel Xavier(ポルトガル)
<崎谷明弘(さきやあきひろ)>
崎谷明弘(さきや あきひろ)
<略歴>
6歳よりピアノを始める。ヤマハマスターコース/県立西宮高校音楽科を修了後、渡仏し、国立パリ高等音楽院にて入学時から卒業時まで満場一致の首席の成績を修める。ピティナ・ピアノコンペティション特級や日本音楽コンクールをはじめとする国内コンクールに上位入賞、全日本学生音楽コンクール、カラブリア国際ピアノコンクール、リヨン国際ピアノコンクールで優勝を果たし、2013年には第59回ブゾーニ国際ピアノコンクールにて1位なしの第3位に入賞する。近年は欧州と日本を中心に精力的な演奏活動を展開。大阪交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、ハイドンオーケストラ等と競演多数。現在東京藝術大学修士課程在籍。これまでに渡辺純子、鳥居知行、クラウディオ・ソアレス、荒木美佳、ジャック・ルヴィエ、迫昭嘉の各氏に師事。1988年生・神戸市出身、千葉県千葉市在住。
<参考サイト>
「ハエン賞国際ピアノコンクール」公式サイト:Concurso Internacional de Piano Premio Jaén
海外報道(Yahoo! es):El japonés Akihiro Sakiya gana la 56 edición del Premio Jaén de Piano - Yahoo Noticias España
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